2019.12.06
園内勉強会(平成30年7月豪雨災害から学んだこと)を開催しました
研修委員会よりお知らせいたします。
令和元年12月5日(木)に
藤岡 善行 施設長を講師としてお招きし、
『平成30年7月豪雨災害から学んだこと』 という内容で勉強会を開催いたしました。
さくばらホームは昨年7月の西日本豪雨災害により床上40cmに迫る浸水被害を受け、
施設に大きな被害を受けながらも、昼夜問わず避難活動を続けた介護現場の職員と、
県老人福祉施設協議会及び県社会福祉法人経営者協議会との連携、そして県内にある
24もの施設の協力により定員100名を超える入所者の全員が無事に避難出来たという話は
山陽新聞の記事にも取り上げられ、当時大きな話題になりました。
勉強会では、今回の講師であり、被災当日に宿直業務をされていた藤岡施設長より、
総社市から避難準備が発令された平成30年7月6日の午後から実際に起こった事、
宿直として対応する中で苦労した事などについて、言葉では語りつくせない程の大変さを、
被災当時の現場の写真と懇切丁寧な説明でとても分かりやすく学ばせて頂く事が出来ました。
また、その後の質疑応答では、用意しておいて良かった物やこういった物があれば良かったと
いった振り返りの話も聞かせて頂く事が出来、非常に勉強になりました。
それらの話の中でも、「(災害において)『絶対大丈夫』とか『絶対起きない』という事はありません。
実際に、さくばらホームも水が『絶対』上がってこないと思われる高さまで地上げをしていましたが、
今回のような事が起きてしまいました。」
「普段からの備えや訓練、これはどんな種類の訓練でも良いです。そういったことの積み重ね、
これらは『絶対』無駄になる事はありません。」という言葉は強く印象に残りました。
藤岡施設長並びにさくばらホームの皆様。施設再建のお忙しい中、この度の園内勉強会の
講師依頼に快く応じて頂き誠にありがとうございました。
浮洲園職員一同、感謝申し上げます。