2024.10.30
【カフェつぶえ】~音楽療法とハーモニカを添えて~
日中最高気温がついに25℃を下回るようになりました。稲刈りを終え役目を果たした田んぼに、早くなる日暮れ。仕事帰りの風景から強く秋を感じる今日この頃です。
さて、それでは10月28日に開催したカフェつぶえのご紹介です。
今回のミニ講話でお招きしたのは、介護老人保健施設福寿荘で活躍する音楽療法士・石井未来さん。ご自身の業務での経験も踏まえながら、「音楽療法の効果と魅力」について語っていただきました。
音楽という一見すると治療とは結び付かない文化ですが、音楽を聴く、奏でることは人間の五感を色々な面から刺激し、強く記憶に残るそうです。子どもの頃から慣れ親しんだ童謡・民謡・アーティストの曲をふと耳にすると、その頃の情景が思い浮かぶという人も少なくないはず。その作用を活用して、認知症の方へのリハビリにも音楽療法が用いられるのだとか。音楽とは不思議で、面白いものですね。
カフェタイムの後に控えるお楽しみ会。演奏は岡山ハーモニカクラブ 中井節子さんにお越しいただきました。
多くの吹奏楽器と異なり、ハーモニカは息を吸うことでも演奏することができます。その特徴を存分に発揮し、素人目にはどこで息継ぎしているかも分からない熟練の演奏を披露してくださいました。
「ふるさと」「汽車ポッポ」などハーモニカが奏でる楽曲は参加者のよく知る曲ばかり。時たま聞こえる手拍子や、誰かが口ずさむ歌詞を交えながら、にぎやかに過ごした20分でした。
毎回、たくさんの方にご参加いただいています。今回も足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。
次回の開催は11月25日。倉敷警察署生活安全課企画係の清水逸美さんをお招きし、
【詐欺被害に遭わないために、詐欺の実態と対策を知る】というテーマでミニ講話を行います。
年々その数を増やし、かつ複雑化してきている詐欺。この機会に現職の警察官の方から学んでみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。